二つのグラフを示しました。
一つ目は総人口・65歳以上人口とともに、要介護認定者数と認知症高齢者数の実績と予測、
もう一つは社会保障給付の推移予測です。
○人口と要介護認定者数と認知症高齢者数
要介護認定者数、認知症高齢者数は右肩上がりで増える予測です。
65歳人口が増えていくのでこれは当然…とも考えられますが、本当にそうでしょうか?
65歳以上人口はもう既にある程度”決まっている”事ですのでかなり信憑性の高い予測です。
いわゆる”すでに起こった未来”といわれるデータです。
要介護認定者数、認知症高齢者数も高齢者の母体数が増えますから、
人数として増えてくるのは仕方ないかもしれません。
この一見当たり前の”予定調和”を何とかして防ぎ、上昇予測を抑えることはできないのでしょうか?
社会保障費の予測は人口動態と過去の実績から導かれるため、
高齢者人口の上昇とともに社会保障費用も上昇していくという予測になります。
有識者達の考えではこの状況はもはや”クライシス”なのだそうです。
つまり、社会保障の破綻を招く前に予定調和的な社会保障費の増大を抑制する必要があるのです。
団塊の世代が本格的に75歳に達する2025年がポイント
人口の変動は変えられない
しかし・・・
要介護者の数はきっと変えられる
認知症患者の数はきっと変えられる
社会保障の破綻はきっと食い止められる
元気なシニアの活躍の場は確実にもっと増やせる
当たり前に予測される“予定調和”に向かうのではなく、
“予定調和”を積極的に壊していく。 2025年にその状況ができている・・・というのでは遅いの状況ができている・・・というのでは遅い
だから、まったなし!